第19回 定例研修会「シュタイナー乳幼児教育の本質 ~保育者としてどのように伝えますか?~」

定例会の詳細はこちら➡定例研修会2023パンフレット

昨年より協会では、この定例研修会で、シュタイナー乳幼児教育の本質的特徴を共に学んできました。
今年も皆さんとより深く理解して学ぶ機会を持ちたいと思います。
今だからこそ、子どもの成長に必要な観点が、この本質的特徴の中にたくさん述べられています。

今回は、4つの特徴によってグループに分かれ、なぜこれが子どもの成長に必要なのかを考え、
それを最後にプレゼンテーションして、人に伝えられることを目的とした共同作業をしたいと思います。
また、ワークショップでは芸術体験を通して、保育者としての自分を深められる機会としましょう。
1日目の夜の交流会には、ぜひご参加くださって、親睦を深めたいと思います。
2日間の学びが、皆さんの保育実践の場に活かされることを願っております。

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日 時: 2023年2月11日(土) 10:00~18:00 ・ 12日(日) 10:00~16:15

会 場:東寺尾幼稚園                             
    神奈川県横浜市鶴見区東寺尾中台26-25(最寄駅:JR京浜東北線 鶴見駅)
   *会場参加のみ。オンライン受講はありません。
*会場では、マスクの着用をお願いいたします。
   *緊急事態宣言が発令された場合、「講演会」「グループワーク」のみ、オンライン開催となります。

参加資格:日本シュタイナー幼児教育協会会員の保育士

参加費:2日間 10,000円 (オンライン開催となった場合、6,000円)
   *一部分の参加はできません。2/1以降、残席があった場合のみ「講演会」(参加費3,000円)の単発参加を募集いたします。

申込み:12/22~1/31 日本シュタイナー幼児教育協会ストア    https://jaswece.stores.jp/
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【講演会】『シュタイナー乳幼児教育の本質について』  講師:入間カイ
今年は入間カイ氏をお招きして「シュタイナー乳幼児教育の本質的特徴」について語っていただきます。
この「本質的特徴」は、私たち、日本シュタイナー幼児教育協会もメンバーになっている、
IASWECE(国際シュタイナー/ヴァルドルフ乳幼児教育協会)がまとめた文書です(IASWECEのサイト[英語]参照 )。
シュタイナー教育が世界各地の多様な文化圏に広がる中で、言語や文化、社会状況の違いにかかわりなく
、私たちが普遍的に共有できる「エッセンス(本質)」を確認する必要が生じ、
当時、入間さんも日本の協会からの前任者としてこの文書の作成に関わっていました。
今回は、この「本質的特徴」が、保育の場のみならず、人智学的にもどういう意味があるのかをお聞きしたいと考えています。

【グループワーク】
テーマに分かれてグループを作ります。申込後、参加希望のグループを承ります。
・保育者としての在り方
・子どもの環境
・生活リズム
・大人の関係性

【ワークショップ】
1. オイリュトミー  講師:岩重七重
ご自身の内に生まれる音楽やことばの響きが、身体全体の動きとなっていく時、どのような体験があるのか、
ご一緒に楽しむ時間となれば幸いです。
持ち物: オイリュトミーシューズ

2. うた  講師:平井久仁子
本来の自分の声を取り戻し、自分らしく生きるための発声で、自分らしく歌うことを楽しみましょう。

3. 水彩三原色の体験  講師:木村美雪
ぬらし絵/赤黃青の色の本質をご自身で感じ取る体験、そして色を混ぜる体験をします。
持ち物: 平筆、海綿、絵の具皿3枚、筆洗い用びん、雑巾、新聞紙(用意できない方はご相談ください)ワトソン紙(47㎝×34㎝)はこちらで用意します。
*材料費を別途いただきます

12月21日開催 第4期・養成幼児教育者養成講座の第4回説明会

第4期養成幼児教育者養成講座の第4回説明会を次の通り行います。
参加ご希望の方は、申込アドレスまでメールをお願いいたします。
一緒に学びの扉をくぐりませんか。
ぜひ、お待ちしております。

日時12月21日(水)
  20時30分~21時30分
  ZOOM開催

【申込】 yousei@jaswece.org

第4期 シュタイナー幼児教育教員養成講座の詳細は以下のページをご覧ください。
教員養成講座https://jaswece.org/about/teacher/

シュタイナー幼児教育者養成講座4期開催のお知らせ・プレ講座公開のお知らせ

シュタイナー幼児教育協会は2023年4月から第4期シュタイナー幼児教育教員養成講座をはじめます。
詳細は「教員養成講座」ページをご覧ください。

尚、養成講座開講に先立ち【シュタイナー幼児教育者養成プレ講座】を行います。
詳細は「協会イベント」ページをご覧ください。

一緒に学びの門をくぐりましょう。

2月開催:会員向け【第18回定例研修会】および、一般公開講座の情報をUPしました。  

社)日本シュタイナー幼児教育協会会員対象の【第18回定例研修会】の詳細が決まりました。
研修会の一部を公開講座としても開催いたします。
くわしくは、イベントページにてご確認ください。

社)日本シュタイナー幼児教育協会会員(保育関係者)はこちら

団体会員保護者様および、一般参加の方(非会員)はこちら

【動画】子どもが健康に育つために、大人たちはどう行動する必要があるのか。

子どもが健康に育つために、大人たちはどう行動する必要があるのか。

シュタイナー教育・医学からの子育て読本「小児科診察室」の共同著者である小児科医ミヒャエラ・グレックラーさんが、

ヨーロッパで取り組んでいる問題が20分の動画にまとめられています。ぜひ、ご覧ください。

「デジタルメディアの世界で健康に育つには」
日本語字幕:コリスコ・グループ
https://www.kolisko-group.com/blog/627

日本シュタイナー幼児教育協会会員【教員・助手】限定 『保育者のオンライン カタリバ』

※ 社)日本シュタイナー幼児教育協会会員(教員・助手のみ)及び、養成講座受講生 限定です。

7つのテーマに分かれてグループを作り、 シュタイナー幼児教育を目指す者同志、語りあう会です。 会場は、現状を考えオンライン(zoom)となりますが、 こんな時期だからこそ、繋がれる形で繋がりを大切にしたい、と企画しました。 ざっくばらんに話し合える場を、皆さんと作っていきたいと思いますので、 どうぞ、楽しんでご参加ください。

7つのテーマ ~

① どうして、シュタイナー園ではジャージを着ないで保育をするの?

② シュタイナー園と一般園の違いって、なんだろう?

③ 園庭にブランコや鉄棒がなくても大丈夫?

④ ケアは、子どもが先?保護者が先?

⑤ メディア(TV・youtube・ゲーム・スマホ)の影響って、本当にある?

⑥ 保育の中に“暮らし”(お掃除・洗濯・お料理・手仕事)がありますか?

⑦ 保育者としての今の私、好きですか?嫌いですか?

 

【保育者のオンライン カタリバ】

2021年2月7日(日) 9:30~14:30

第一部  テーマごとの分科会  9:30~11:30

<休憩>

第二部  全体会  13:00~14:30

 

【参加資格】

・日本シュタイナー幼児教育協会会員(保育士及び、助手のみ)

・日本シュタイナー幼児教育協会の教員養成講座受講生

 

【お申込】

日本シュタイナー幼児教育協会 オンラインストア

新型コロナウイルスの現在の状況のもとで保育、生活のために

新型コロナウイルスに関して、日本シュタイナー幼児教育協会は、協会の会員、会員園に向けて、以下の文章を送りました。

今の状況の中で、子どもたちが健やかに暮らすことができるために、ここに文章を共有いたします。

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日本シュタイナー幼児教育協会より
会員、会員園の皆さまへ、

 ここ数日、新型コロナウイルスの感染防止のために、政府が臨時休校を申請したことにより、皆さんの園でも今後の保育をどのようにするか、迷っておられるところもあると思います。 また保育所や学童保育は引き続き開所することになっており、集団生活の中で、どのように感染防止対策を行なうかをいろいろと考えられておられることでしょう。 お子さんをお持ちのご家庭では、急にお子さんが家にいることになり、長い休みをどのように過ごそうかと不安に思われているのではないでしょうか。

日本シュタイナー幼児教育協会では、皆さんに大事にしていただきたいことをお伝えしたいと考えました。

* 感染防止対策については、たくさんの情報がありますが、一番大切なことは免疫力を高めることです。そのためにはまず、健全な生活リズムを維持しましょう。園や学校が休みになると、寝る時間と起きる時間が遅くなり、普段のリズムがすぐに崩れてしまいます。朝起きる時間、食事、夜寝る時間に関しては、いつもの時間で生活していきましょう。「休みだ」という状況は、心や体を緩ませます。時にはそれが必要なこともありますが、今回のように、急にそのような事態になった時には、「今日は何をするか」という目的も無いため、1日中だらだらと過ごす日が続くことになります。この状態では生き生きとした生命エネルギーを生み出すことは出来ず、免疫力も落ちてしまいます。まずは、ゆったりとした呼吸を感じる生活リズムを整えてあげてください。

* なるべく外出は控えるようにと言われていますが、子どもたちが一日中屋内で過ごすことは不可能です。結局、「静かに過ごせるならば」と、ゲームで遊んだり、テレビやYouTubeを見たりすることを容認してしまうことになるのではないでしょうか。これらは一度体験してしまうとなかなか離れられず、日常が戻ってもやりたくなってしまいます。幼ければ幼いほど「今だけね」という”特別”は理解できないことを覚えておいてください。このような時にも、状況に流されるのではなく、どう過ごさせたいかということを、まず考えてみましょう。

* 子どもたちには戸外で走り回ったりして身体を動かして遊ぶことはどんな時にも必要です。感染を恐れて屋内で過ごすより、1~2時間でも必ず戸外に出て遊ぶ時間を持った方が免疫力を高めます。その場合、遊具のある公園よりも、出来るだけ何もない野原や小さな林の中などをお勧めします。滑り台やブランコなどの遊具があると、たくさんのものに触れてしまうことになります。自然に触れて遊ぶことは、たくさんのファンタジーを引き出してくれますし、植物が持っている豊かな生命エネルギーをもらうことができます。

* 帰宅したらすぐに手洗いとうがいをしましょう。丁寧な手洗いやうがいを親子で一緒に行なって身に付けることができるいい機会です。

* 室内で過ごす時には折り紙、あやとり、指あみ、機織り、木片にやすりをかけて製作するなどの手を使う遊びをお勧めします。小学生になるとトランプ、カルタ、オセロなどゲーム性のある遊びも年齢に応じて取り入れられます。

* 食事を一緒に作ったり、掃除をしたりして家事に積極的に参加させてあげましょう。この機会に子ども部屋を片付けようと決めて、不要品を選択して処分したり、新年度に向けて新しい環境作りをしたりできるでしょう。

* 集団生活を続ける場合は、園児や保育士の体調管理をいつもより徹底しましょう。特にこの状況の中では、あらかじめ保護者の協力を得られるように依頼しておくとよいでしょう。登園前の健康状態には特に気をつけて正しく報告してもらう、発熱があった場合はすぐにお迎えに来てもらう、解熱後も数日はお休みして様子を見てもらうなど、働く親にとっては難しいことかもしれませんが、このひと月は互いに協力し合って、子どもたちや家族の健康を守りましょうと呼びかけてみましょう。特に発熱した子どもに関しては病児保育室などの利用をお願いして、無理な受け入れをしないようにしましょう。

* 保育士も体調が悪い場合は出勤しないようにする、出勤したらすぐに手洗いをしてから保育に入るなどを心がけましょう。

* 一番無理をしてしまうのがお母さんたちです。多少体調が悪くても家事をしたり、必要な外出をしなければならない状況がたくさんあります。子どもの一番そばにいる人が健康でいられることは、とても大事なことなので、どうぞ、お母さんたちが無理をされないようにと願います。

たくさんの情報や噂がありますが、それには振り回されずに、目の前にいる子どもを見て、今必要なことを察して、してあげることが一番大切です。バランスを失わず、心穏やかにしていつものように過ごすことを、まずは大人の私たちが心がけましょう。

春が来れば、新しい気持ちのよい風が吹くことを信じて、過ごしましょう。