協会の活動


目的


学びの機会の提供

親ならびに保育者・学生たちに学習や実習の機会を提供します。

情報交換と交流

会員相互の意見・情報交換及び他の団体や研究者と積極的に交流する場を持ちます。

「シュタイナー教育」の普及

「シュタイナー教育」は、ルドルフ・シュタイナーの思想に基盤をおきつつ、自然科学や他の思想からも広く学び、常に「子どもが健やかに育つために何が大切か」を模索する教育学であることを協会内外に示していきます。

シュタイナー教育の質的な向上

日本におけるシュタイナー教育の質の向上と広がりを図ります。

相互互助の促進

親ならびに保育者・研究者・学生にとって、気軽に相談し合い、話し合える雰囲気が感じられる協会を目指します。


理念


本協会は、ルドルフ・シュタイナーによって創始された人間学(アントロポゾフィー)が、子どもの成長・発達を支えるうえで、また子ども時代の環境としての社会を整えていくうえで有効であると感じた人々、そしてそれらの人々が形成する共同体(幼稚園、保育園、その他の施設)によって構成されます。

これらの人々(協会員)は、現代社会における子どもたちが、大切な子ども時代を安心して十全に過ごせるように、アントロポゾフィーの知見を保育、幼稚園・保育園その他の施設の運営に役立たせていきます。

シュタイナー幼児教育を学び、実践する意志をもつ人々の活動を、教員養成講座や合同教師会、定期的なイベントなどの方法によって支援していきます。また、協会員同士の活動を支援するために、情報と助言を交換します。

同時代の社会に対しても、アントロポゾフィーを通して得られた知見を講座、講演会、書籍、雑誌媒体その他の手段によって提供していきます。

アントロポゾフィーを基盤とする幼児教育(シュタイナー幼児教育)が、「かくあるべき」という理念として人を縛ることなく、時代とともに変わりゆく生活環境のなかで、子どもたちを愛をもって支えるための力強い道具であり続けられるように、同時代の人々の知見や考え方に対しても心を開き、つねに自分たちが学び続けることによって、シュタイナー幼児教育の発展に寄与する意志をもちます。

そして、自分たちの協会そのものが、シュタイナー幼児教育を実践する環境としてふさわしい、相互理解に基づく優しい場となるように努力していきます。


活動


教員養成

「国際シュタイナー幼児教育協会」(IASWECE)、「ゲーテアヌム教育セクション」「ゲーテアヌム医学セクション」の協力を仰ぎつつ、ヴァルドルフ(シュタイナー)幼児教育の基本となる人間学や教授法を、理論と実習を通して学びます。
2008 年度には『教員養成プレ講座』を行い、2009 年度に協会としての正規の教員養成教育講座をスタートしました。
詳しくはこちらのページをご覧ください

理論面の学びと充実

「日本シュタイナー幼児教育協会」では、先達が築き上げてきた『ヴァルドルフ幼児教育』の経験と知恵に学ぶとともに、日本の子どもたちが現実社会から要求されているもの、マスメディアをはじめとする社会の影響、食の問題、病気、予防接種などの諸問題についての取り組みと並行して、日本に古くから伝えられてきた昔話や行事、あそびなどについて研究を行います。
具体的な方法として、会員相互の意見交換や研究発表、他の団体や研究者との交流の場を持ちます。

年次総会の開催

毎年6月に法人の年次総会を開催し、議決権を持つ正会員が協会の運営について話し合い、決議します。

定例研修会および日本シュタイナー乳幼児教育者大会

毎年2月に全国の会員が共に集まり、講演会、分科会、交流会を主とする定例研修会を開催しています。
また日本シュタイナー乳幼児教育者大会は2年に一度開催しており、これまでは三重県伊勢、福岡県宗像で開かれました。

合同教師会

地域ごとの現役教師の学び、交流、話し合いの場として「合同教師会」を定期的に開催しています。

会員同士の情報の共有

毎月末にメールで、会員園で開催されるイベントや求人募集などの情報を共有しています。

書籍の刊行

既刊書は出版物のページをご覧ください。


[シュタイナー幼児教育協会について]のページ

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