海外からのご挨拶

ゲーテアヌム 医学セクション代表

ミヒャエラ・グレックラー

Dr.med. Michaela Glöckler

■ 三つの願いを述べさせていただきます

愛する友人の皆さん、

1988年1月、私は初めて日本を訪れました。 高橋弘子さんのお招きで講演旅行を行い、当時シュタイナー教育に関心をもっておられたいくつかの幼稚園を訪ねる機会も与えられました。 ですから、その20年後に、ヴァルドルフ/シュタイナー幼稚園の数も増え、いまやひとつの「協会」を形成するまでになったことは、私にとっても大きな喜びです。

そこにシュタイナー教育に関心をもつ父母や個人が参加されていることは、この協会の活動にとって、その社会性においても、専門性においても、ひとつのチャンスだと思います。 なぜなら、幼い子どもたちにとって、人々が相互に理解し合い、尊敬し合い、共に支え合って働いている人間的環境ほど重要なものは他にないからです。

ですから、私は皆さんのそのような歩みに対して心からお祝いを申し上げるとともに、三つの願いを述べさせていただきたいと思います。

  1. 皆さんが、日本の文化的価値観との対話のもとにヴァルドルフ教育をさらに発展させることができますように。
  2. 幼い子どもたちとかかわる仕事が、大人たちにとっても、人生のすばらしさを新たに発見し、生きることへの喜びを感じる助けとなりますように。
  3. 子どもがたどる発達段階には、国境を越えた普遍性(国際性)と精神性がそなわっています。 そのような子どもがもつ国際性と精神性が、地球規模の相互理解のしるしとなり、新しい日本のシュタイナー幼児教育協会が、世界各地のヴァルドルフ幼稚園の連盟や協会の輪のなかに加わる熱意の源となりますように。

そのような幼稚園にかかわる皆さんの活動に、私は小児科医として、またゲーテアヌム医学セクションの代表として特別な結びつきを感じています。 そして皆さんの歩みに、これからも善き思念とともに寄り添い、いかなる地域においても、また専門的にも、可能なかぎりの支援を行ないたいと願っています。

2008年7月10日 ドルナッハにて
ミヒャエラ・グレッケラー